中日本高速道路はお盆期間(8~18日)の神奈川県内の渋滞予測をまとめた。山の日を含む3連休のある前半に渋滞が集中し、15日以降は減少する傾向という。東名高速道路と中央自動車道の下り線(名古屋方面)は9~12日、上り線(東京方面)は12~14日がピークとなる見込みで、荒天による出控えがあった昨年に比べて渋滞発生回数は増加するとの見通しを示した。
同社によると、ピーク期間中の東名下り線は朝-昼過ぎに、上り線は夕方-夜遅くに大きな渋滞が発生する。中央道下り線は朝-午前中に、上り線は夕方に大渋滞が予測される。
特に大きな渋滞は、東名下りで10日午前7時ごろ、秦野中井インターチェンジ(IC)付近を先頭に45キロ、中央道下りで同6時ごろに、相模湖IC付近を先頭に40キロをそれぞれ予測。上り方面では、中央道で12日午後5時ごろと13日午後3時ごろ、いずれも小仏トンネル付近を先頭に30キロの渋滞が発生するとしている。
同社の担当者は「事前に渋滞予測を確認し、可能であれば日程や時間をずらすなどして渋滞に遭わない高速道路の使い方を検討してもらえたら」と呼びかけている。