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大気不安定で激しい雷雨…神奈川県内、気象台が繰り返し注意を呼びかけ  6日深夜には横浜、川崎で大雨・洪水警報

カナロコ by 神奈川新聞 2024年8月7日 18時27分

 厳しい暑さが続く中、神奈川県内で大気の状態が不安定になったとして、横浜地方気象台が激しい雷雨に注意を促す気象情報を繰り返し発表している。6日深夜に横浜、川崎両市などで局地的に激しい雨が降り、大雨・洪水警報が出された。気象台は「大気の不安定な状態は、午後を中心にしばらく続く可能性がある。外出などの際は急な雨に注意を」と呼びかけている。

 同日午後11時半ごろ、川崎市宮前区の雨量計で1時間74.5ミリの非常に激しい雨が観測された。近くを流れる有馬川の水かさが増し、4段階の水位で2番目に高い「避難判断水位」を一時的に大きく超えた。

 同じ頃、市南部の川崎区や幸区で雨量が1ミリに満たなかった地点がある一方、横浜市港北区で1時間33ミリの激しい雨が降った。横浜、川崎両市には同日午後10時54分に大雨警報、同11時57分に洪水警報がそれぞれ発表された。

 こうした局地的な激しい雨は「ゲリラ豪雨」や「ゲリラ雷雨」と呼ばれる。雨が突発的に降り出し、範囲が狭いことが特徴だ。短時間で終息するものの、雨水を下水道で処理しきれず、道路冠水や低地の浸水、中小河川の増水・氾濫などを招くことがある。

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