全国高校総体(インターハイ=2~5日・長崎県諫早市)の重量挙げ男子学校対抗で、日大藤沢が3年連続3度目の頂点に輝いた。
日藤は計94点を獲得して2位の飯田(石川)に30点以上の大差をつけた。腰椎椎間板ヘルニアの影響で昨年はほぼ休養を余儀なくされた73キロ級の山崎椋太(3年)は、ジャークで146キロの大会新をマークして優勝。「先輩から受け継いだものを後輩に回すことができた」と有終の美を飾った。
89キロ級で準優勝した主将の長田恵達(同)は「個人より団体の結果がうれしい。つらい練習を乗り越えて、成長できた」と仲間と喜びを分かち合った。