高校野球の第106回全国選手権大会は12日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦を行い、神奈川代表の東海大相模(5年ぶり12度目)は富山商(2年連続18度目)に4―0で快勝し、初戦を突破した。夏の甲子園での白星は、節目の通算20勝目。原俊介監督(46)は甲子園で初勝利を飾った。
東海は初回に金本貫汰(2年)の左前適時打で先制。六回に和田勇騎(3年)の左中間を破る適時二塁打で追加点を挙げ、七回に柴田元気(2年)が大会第1号のソロを右翼席に運んだ。先発の藤田琉生(3年)は7回無失点13奪三振と快投した。
東海は16日の第1試合、3回戦で広島代表の広陵と対戦する。