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【台風7号接近】16日夜にかけて神奈川に最接近 風雨・高波に警戒広がる 避難促す自治体も

カナロコ by 神奈川新聞 2024年8月16日 15時40分

 非常に強い台風7号が接近した16日、神奈川県内では風雨や高波に警戒する動きが広がった。断続的に激しい雨が降ったほか、東京湾と相模湾沿岸の計15市町には暴風、波浪警報が発表され、避難所を開設し、早めの避難行動を促す自治体も相次いだ。

 横浜地方気象台が同日朝に発表した気象情報によると、台風7号は同日夜にかけて神奈川県に最も接近する見込み。線状降水帯が発生し、局地的に雨量が増える恐れもあるとして、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼びかけた。

 県などによると、横浜市と川崎市、三浦市は警戒レベル3の高齢者等避難を発令。横須賀市や鎌倉市、真鶴町なども避難所を開設した。

 交通機関では、東海道新幹線が東京―名古屋間で運転を見合わせ、東京湾アクアラインと西湘バイパス下り線が通行止めとなった。

 午後1時までに平塚市で1時間28.0ミリ、箱根町では同24.0ミリの雨を観測。最大瞬間風速は三浦市で20.3メートル、横浜市中区で15.5メートルを記録した。

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