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【高校野球】8強入り東海大相模、198センチのエース藤田 母・賢枝さんもママさんバレーのエース、息子に声援

カナロコ by 神奈川新聞 2024年8月16日 19時30分

 16日に甲子園球場で行われた高校野球の全国選手権大会3回戦で、神奈川代表の東海大相模高は広陵高(広島)に8-1で快勝し、9年ぶりにベスト8入りを決めた。先発登板したエース藤田琉生(3年)の母で、元実業団バレーボール選手の賢枝さんも三塁側アルプス席から息子の勇姿に声援を送っていた。

 身長198センチの藤田の恵まれた体格は親譲りのものだ。父・佳典さんも藤嶺藤沢高などでプレーした元選手。バレー一家の次男として生まれた。

 賢枝さんは、現在もママさんバレーの強豪チーム「羽鳥」でプレーする現役の選手。県内チームで競う「やまゆり杯」などで活躍し、「羽鳥のエース」として名をはせている。幼少期の藤田を練習場によく連れて行ったが、「バレーをやってほしいとかはなかった。もしバレーをやっていたら私はすごくうるさいと思う」と笑う。藤田が白球を追うきっかけは、野球経験者の賢枝さんの弟とのキャッチボールだった。

 藤田は地元の少年野球チーム「湘南ボーイズ」の出身。同じクラブ、そして東海OBの小笠原慎之介(中日)が帰省した際の練習風景を中学時代に見学した。「湘南ボーイズから東海大相模のラインに憧れたんだと思う」(賢枝さん)とプロの世界で活躍する先輩と同じ道に進んだ。

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