神奈川代表の東海大相模は17日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で約2時間の練習を行った。前日に3回戦を戦ったこともあり、ウオーミングアップに長く時間を取って調整。投手陣は軽めのメニューで終えた。
ウオーミングアップは30分以上。ストレッチなどのほか、原俊介監督(46)の指導のもと、体の動きを良くする運動を多く取り入れた。指揮官は「3回戦は第1試合で、少し動き出しが悪かった。準々決勝も第1試合なので、始動の意識を選手たちに持ってもらいたかった」と説明した。
その後はシートノックと打撃練習。ノックではミスに対して選手同士が厳しく注意。右投手を想定した打撃練習では「ピッチャーの足下!」と掛け声を出しながら、低く強いライナーを意識した。
準々決勝(19日第1試合)の相手は関東第一(東東京)。対戦したことはないといい、原監督は「継投のチームで、投手陣が違う特徴を持っていて難しい。相手打線のウイークポイントを探したい。勝ち上がってきたチームは強いだけでなく、甲子園で選手たちが成長している。ゲームセットまで集中してやりたい」と話した。