9月に予定される自民党総裁選への出馬が取り沙汰されている小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は18日、横浜市内で「今後のことは真剣に考えて判断したい」と述べ、熟慮する意向を示した。出馬への待望論があることには「そういう声を掛けてもらえるのはありがたい」と述べた。
会長を務める党神奈川県連の会合後、記者団の取材に答えた。
総裁選に立候補を表明したり、出馬の意向を示したりする議員が10人超に上っていることには「岸田文雄首相の派閥解消という判断で縛りがなくなり、手を挙げやすくなったのがあると思う」と指摘。「党が本当に変わった姿を示す上で、派閥解消が名ばかりでないことを(総裁選で)形として示すことが重要だ」と強調した。
「政治とカネ」の問題で失墜した党の信頼回復に向け「改革マインドを逆戻りさせてはならない」とも訴えた。