三浦市・三浦海岸に海水浴客らが使うため今年整備された足洗い場が壊され、使用中止となっていることが20日、分かった。設置からわずか1カ月余りでの惨状に、市の担当者は「非常に残念だが、今後はマナー啓発に努めたい」と話している。
市もてなし課によると、12日午後6時ごろ、同市南下浦町上宮田の岩井口公衆トイレに設置した足洗い場の蛇口2個のうち1個が外れ、水が噴き出ていると近隣住民が三崎署に通報した。水は止まったが蛇口は直らず、2個とも使用中止となっている。
公衆トイレは三浦海岸交差点から南に200メートルほどの三浦海岸沿いにある。毎日清掃作業が行われており、この日も異常はなかったことから同日の日中から夕方にかけて破損されたとみられる。