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初の市民幸福度調査、結果は国内平均値を上回る 大和市

カナロコ by 神奈川新聞 2024年8月21日 11時45分

 大和市は、初めて実施した市民幸福度調査の結果を公表した。0~10の11段階で尋ねたところ、平均値で6.359となり、国内平均値の5.910を上回った。

 この調査は古谷田力市長の選挙公約の一つで、現在策定中の新総合計画に生かすのが目的。調査は今年1月、無作為抽出した16歳以上の市民5千人を対象に調査表を配布、1842人から回答を得た(回答率36.8%)。

 幸福度の設問は「最良の人生と最悪の人生があるとしてあなたの人生はどの位置にあるか」として最低の0から最高の10までの間の数字を選択。結果は、8が最も多く、5、7が続いた。性別の平均値は男性6.205、女性6.517だった。

 また「幸せにとって重要なものは」(複数回答)という質問に対しては、「心身の健康」の回答が最多。次いで「家族・親族」「収入・家計」の順になった。

 古谷田市長は「幸せの数値化は難しいが、調査により可視化できた。市民が幸福度を実感できるようにしていきたい」と感想を述べた。

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