普段は見られない路線バスの業務の裏側をのぞく親子向け見学会が24日、神奈川中央交通西・秦野営業所(秦野市曽屋)で開かれた。夏休み終盤の小学生らが参加し、職員らの説明に熱心に耳を傾けた。
見学会では、運転士の厳格なアルコールチェックや早朝から深夜まで運行する勤務状況などを紹介。このほか工場でブレーキの利き具合やオイル漏れなどを確認する車両点検を学び、八つの鏡で車両全体を確認する運転席を体験した。
参加者した親子から「プライベートでの運転も上手なのか」と質問が寄せられると、運転士は「毎日運転しているのでバスの方が運転しやすい。仕事を離れてもバス停にお客さんが並んでいると、つい寄りそうになる」などと答えて、場を和ませていた。