立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)を巡り、江田憲司元代表代行(68)=衆院神奈川8区=が出馬に向けて支持拡大を図る動きを強めている。自身が率いるグループ「ブリッジの会」が今月28日から栃木県内で研修会を開くほか、26日には党神奈川県連の研修会に参加。周辺は「まだ様子を見守る議員がほとんど。推薦人20人を集めるのは容易ではない」と述べ、高いハードルを乗り越えようと懸命だ。
ブリッジの会が28、29両日に日光市鬼怒川地区のホテルで開く研修会にはメンバー約20人のうち県関係議員を含む15人が参加を見込んでいる。ブリッジの会の議員有志は江田氏に出馬要請を行っており、泊まりがけの研修会では「代表選に向けて話し合う」(中堅議員)と説明。告示に向けて推薦人20人の確保を急ぐ考えだ。