台風10号に伴う大雨で、神奈川県と横浜地方気象台は29日、相模原市西部と平塚、小田原、秦野、伊勢原、南足柄、大磯、二宮、中井、大井、松田、山北の計12市町に土砂災害警戒情報を発表した。崖沿いの土砂災害警戒区域などでは、降り続く大雨の影響で命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況として、少しでも安全な場所への速やかな避難を呼びかけている。
相模原、平塚、小田原、秦野、伊勢原、南足柄の各市と松田町が避難指示を発令したほか、他の自治体も避難所を開設し、早めの避難行動を促している。
土砂災害警戒情報は、5段階の警戒レベルで2番目に危険な状況を意味する警戒レベル4に相当する。