横浜地検は30日までに、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪で、中国籍の大学院生の男(23)=海老名市=を起訴した。23日付。認否は明らかにしていない。
起訴状などによると、被告は1日、海老名市内で乗用車を運転。制限速度が時速60キロと指定された道路で、交差点付近の起伏により車体が上下に揺れたにもかかわらず、進行の制御が困難な時速約121~146キロの高速度で走行させた末、制御できずに中央分離帯にぶつかって対向車線のトラックに衝突し、トラックを運転していた男性=当時(57)=を死亡させた、などとされる。
被告は2日、県警に同法違反(同)の容疑で逮捕された。