自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を表明した河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は31日、読売テレビの報道番組「ウェークアップ」に出演し、党改革の一環として党議拘束の緩和を進める意向を明らかにした。理由として、国会論戦の活性化にも寄与することを挙げた。
選択的夫婦別姓制度の導入可否を巡り、党内論議が停滞していることなどを引き「合意が得られない法案はいつまでたっても国会に提出されないのが現実だ」と指摘。
「党内でも意見が分かれる法案については党議拘束を外して国会論戦に付す。個々の議員の判断と選択で決着を目指すやり方を広げていくべきだと思う」などと主張した。