自民党総裁選（12日告示、27日投開票）に立候補する意向を表明している小泉進次郎元環境相（衆院神奈川11区）は2日、東京都内の選挙対策事務所で会合後に記者団の取材に応じ、「自分にとっては初めての総裁選になる。毎日、とにかく必死だ」と語った。正式出馬表明は6日に予定している。
小泉氏は「民間の皆さんやボランティア、全国の地方議員、国会議員など、日々、支援が増えている」と述べた上で「皆さんを信頼し、（選対本部を）任せていきたい」と強調。選対本部長のポストは「まだ決まってない」と述べた。
選択的夫婦別姓についての自身の考えを問われ、「私個人として賛成だ」と表明。派閥裏金事件を受け党執行部が地方組織を回った「政治刷新車座対話」の結果については「地方議員や地方組織の皆さんとしっかり向き合い、その声を党の運営や政策に反映することが新しい自民党の姿だ」と述べ、自身が掲げる政策に地方の声を生かすことを盛り込む考えを示した。