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野良猫の不妊・去勢手術費を補助へ 平塚市、11月末までCF型ふるさと納税を募集

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月3日 18時50分

 野良猫の繁殖を抑制する取り組みを加速させようと、神奈川県平塚市は今月からクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の募集を始めた。CFで集めた資金を野良猫の不妊・去勢手術費の補助金に充てるという。市環境保全課は「野良猫の手術を考えている人の負担を減らしたい」と話している。

 市では「人も猫も幸せに暮らせるまち」を目指し、2010年から野良猫の無秩序な繁殖を防ぐための不妊・去勢手術に対し補助をしている。これまで約7千匹の手術を実施してきたものの、依然として生まれる数は多く、ふん尿に関する苦情や保護の相談が年間200件程度寄せられているという。

 猫は繁殖力が強く、生後6カ月ごろから出産が可能になる。1年に2~4回出産し、1度の出産で4~8匹の子猫を産むとされ、不妊や去勢の手術を行わないと、数が一気に増える可能性もあるとされる。

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