藤沢市内の公共施設や公園を子どもたちに楽しく巡ってもらおうと、小田急電鉄(東京都)と神奈川中央交通(平塚市)などは7日から、スマートフォンを使用するスタンプラリーイベント「デジタルスタンプラリー探検隊」を始める。11月30日まで。
小学生用の小児ICカードを使うと50円で乗車できる小田急線の電車と神奈中バスを活用して、藤沢市内の多様なスポットを巡ってもらい、子どもとその保護者に町の魅力を発見してほしいと企画された。
スマートフォンなどデジタル端末にアプリ「Spot Tour」をダウンロードして参加できる。同市役所や市湘南台文化センター、なぎさの体験学習館など対象スポット12カ所のうち、5カ所以上を巡ってデジタルスタンプを集めると、先着千人にオリジナルトートバッグがもらえる。
同電鉄の担当者は「この機会にまだ行ったことのない場所に足を運んでもらい、地域の人との交流や発見を楽しんでもらいたい」と参加を呼びかけている。