◆横浜DeNA6-1広島(横浜スタジアム)
ジャクソンが待望の横浜スタジアム初勝利。立ち上がりこそ苦戦するも、終わってみれば6回1失点の力投。「序盤は波に乗れなかったが、後半波に乗ろうとした」と胸をなで下ろした。
一回2死一、三塁。8月に月間打率3割6分8厘をマークした好調坂倉を迎えたが、152、154、155キロとギアを上げるかのような投球で簡単に追い込むと、131キロのカーブでタイミングを崩して見逃し三振に。流れを渡さない投球が味方の初回一挙5得点を呼び込み、四回以降は無安打投球で試合をつくった。
前回8月22日の中日戦でも序盤の大量援護で最大6点のリードを得るが、七回に連打を浴びるなど無念の途中降板。逆転負けの足がかりを許してしまった。中12日の登板となったこの日は、「チームが全力を尽くしているので、私も自分なりに全力を尽くした」と役割を遂行した。
試合後はお立ち台に。「横浜スタジアムで投げることはとても幸せ」と、初めて見る景色に目を輝かせていた。