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鎌倉・鶴岡八幡宮で14日から例大祭 800年続く流鏑馬神事も

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月6日 7時0分

 鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)の最大祭事となる例大祭が14日から16日まで開かれる。800年の歴史を持つ流鏑馬(やぶさめ)神事やみこしを渡御する神幸(しんこう)祭などが執り行われる。

 鎌倉時代に成立した歴史書「吾妻鏡」には1187年、源頼朝の前で武芸に熟練した武士たちが流鏑馬を披露した記述があり、生き物を自然に返す儀式「放生会(ほうじょうえ)」とともに例大祭の起源とされ、800年以上にわたり、伝統が受け継がれてきた。

 14日に神前で例大祭開催を告げる宵宮(よいみや)祭が行われ、15日午後1時からは3基のみこしが神職らとともに若宮大路を練り歩く神幸祭が執り行われ、地元の子どもたちが鎌倉神楽の八乙女舞を演じる。

 16日午後1時からの流鏑馬神事では鎌倉武士の装束に身を包んだ3人の射手が駆け抜ける馬上から三つの的を射抜く。同5時には境内の池にスズムシを放して自然に返す「鈴虫放生祭」が行われる。

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