大麻所持は認め、道路側溝のふたの窃盗容疑は否認 警察が21歳の男を逮捕

　神奈川県警捜査3課と厚木、海老名署は9日、大麻取締法違反（所持）の現行犯と、窃盗の疑いで、厚木市内に住む、職業不詳の男（21）を逮捕した。

　逮捕容疑は、同日午前10時ごろ、自宅で大麻1袋（約1グラム）を所持した、としている。また、8月1日午後11時ごろ、海老名市上郷の路上など2カ所で、道路側溝の金属製ふた2枚（約2万円相当）を盗んだ、としている。

　厚木署によると、男は「大麻を所持したことは間違いない」と容疑を認める一方、側溝ふたの窃盗については「知らない」と供述し、容疑を否認している。

　側溝ふたが盗まれた現場近くの防犯カメラの映像から男が浮上した。7～9月に厚木、海老名署管内で十数件、計85枚の側溝ふたが盗まれる事件が発生しており、県警は関連について捜査する。