BMXフリースタイル・パークの若手ライダーが10日、横須賀市立鷹取小学校(同市湘南鷹取)でパフォーマンスをし、児童らを魅了した。登場したのは同校出身の大和晴彦選手(22)と茅ケ崎市出身の内藤寧々選手(18)。両選手は競技人生についても講演し「夢を抱きながら小さな目標を積み重ねることが大切。好きなことに打ち込み続けて」と話した。
横須賀市と全日本フリースタイルBMX連盟が2022年に「アーバンスポーツを活用した連携協定」を締結し、市立小でBMXの紹介事業を実施している。同校は12校目で、全校児童約300人が鑑賞した。
両選手は同連盟強化指定選手で、26日からうみかぜ公園(同市平成町)で行われる国内公式戦「マイナビ・ジャパンカップ」に出場する。この日は校庭に臨時設置したジャンプ台で世界レベルのスキルを披露した。先月のパリ五輪にも同行した日本代表・出口智嗣監督(46)が進行を務め、ヒップホップ音楽が鳴り響く中、児童らの熱気も最高潮。大和選手が空中で車体を2回転させる「ダブルテイルウィップ」や宙返りするトリック(技)を披露すると、「すげぇ~!」などと大きな歓声が上がった。