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マンホールふたを販売 逗子、経年劣化で交換

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月11日 11時45分

 逗子市は市内で使わなくなった下水道のマンホールのふた6枚を販売する。1枚3千円(税込み)で毎年、愛好家が買い求めるなどひそかな人気を集めている。申し込みは25日まで。

 市内には1万3千カ所にマンホールのふたがあり、経年劣化から定期的に交換している。ふたの販売は「下水道の日」(10日)にちなみ、下水道に関心を持ってもらおうと2020年から毎年行われている。これまで4年間で計37枚を売り出して29枚が購入され、22年には7枚が完売するなど人気も高まっている。

 ふたは鋳鉄製。直径60センチ、重さ約40キロで、市の木のツバキや逗子海岸の波などがデザインされている。製造から30~40年が経過し、使い古した傷やさびが味わいとなって庭先にオブジェで飾る人もいるという。

 購入時に転売などをしない誓約書の提出が求められ、同一のふたに複数の応募があった場合は抽選となる。問い合わせは市下水道課、電話046(873)1111(内線486、487)。

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