今年で8回目となる「かかしまつり」が田原ふるさと公園(秦野市東田原)周辺で始まった。アニメやゲームのキャラクター、人気スポーツ選手をかたどった17体が展示され、収穫期が始まった田園地帯ににぎわいを演出している。29日まで。
同公園を管理する、ふるさと伝承館運営連絡協議会などが2017年から実施している。近隣の幼稚園児や保護者、市民らが工夫を凝らして制作した。
会場には米大リーグで活躍する大谷翔平選手や、今年亡くなった漫画家・鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空などのかかしが並ぶ。今年初めて参加したという市内在住の井伊純さんは夫婦で出展し、ゲームキャラクターの髪や尻尾を毛糸で表現した。「田畑に映えるかかしを見に来てほしい。公園がにぎわってくれたら」と話していた。
29日に役員による審査を行い、表彰作品が決まる。問い合わせは、同協議会電話0463(84)1281。