◆横浜DeNA5-2中日(横浜スタジアム)
2カ月ぶりの白星の味は格別だった。ケイが自身最多となる毎回の9三振を奪い、7回2失点。球団の外国人左腕としては2005年に7勝をマークしたバワーズ以来、19年ぶりの6勝目を挙げ「9月の大事な時期に勝てて、とてもうれしい」と、喜んだ。
速球は一回から150キロを超え、五回1死まで無安打投球。2点を失った七回も冷静だった。代打鵜飼には低めに変化球を4球続けて空振り三振。「追い込んだときに三振を取るように考えている」と真っすぐとのコンビネーションがさえた。
開幕から東とともに先発ローテーションを守っている。激しさを増す上位争いへ、ケイは「常に平常心でいることが大事。今まで通りやってきたことを継続することが大事」との心構えでマウンドに立ち続ける。