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「動物の命について考えて」 野毛山動物園でパネル展

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月14日 11時45分

 横浜市立動物園3園で最近1年間に誕生したり、亡くなったりした動物などを紹介するパネル展が同市西区の市立野毛山動物園で開催されている。29日まで。

 パネル展は今月の動物愛護週間(20~26日)に合わせ同園とよこはま動物園ズーラシア(同市旭区)、金沢動物園(同市金沢区)の動物に感謝し、関心を持ってもらおうと毎年行われている。

 昨年10月にズーラシアで生まれたチンパンジーの「コサチ」や国内の動物園で唯一飼育されている金沢動物園の29歳のベアードバク「アグア」、「野毛山の王子」として来園者の人気を集めたインドライオンの「ラージャー」など29の動物の愛らしい表情が写真などで見ることができる。

 東京都足立区から足を運んだ会社員(34)は「昔飼っていたフェレットを思い出した。動物のかわいさだけでなく、命の尊さを感じた」と話していた。

 野毛山動物園の担当者は「私たちも動物から学ぶことが多い。動物園の役割や動物の命について考えてもらうきっかけにしてほしい」と来園を呼びかける。

 入場無料。16日午後1時半から野毛山動物園の慰霊碑前で献花式が行われ、来園者も参加できる。

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