横浜市観光協会はリクルートと協業し、カップルや夫婦の市内滞在を促す企画を打ち出した。「ロマンチックな港町」(協会)としての観光資源を生かし、記念日の過ごし方を提案している。日帰り客が目立つ横浜で、宿泊客を呼び込む狙いだ。
同社の宿泊予約サイト「じゃらん」と結婚情報誌「ゼクシィ」が協力。誕生日や結婚記念日を食事や花束で祝う特別プランを用意した。交際やプロポーズ記念日にふさわしい市内の宿泊先や観光施設を紹介する冊子も作成。10月に首都圏で配布する。
西尾暁・事業推進課長は「記念日といえば横浜、という印象が広がるよう魅力を発信したい」と話した。