伊勢佐木署は15日、公務執行妨害と器物損壊の疑いで、横浜市中区山下町、同市水道局職員の男(46)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午後11時10分ごろ、同区石川町2丁目の路上で、中消防署の救急車の助手席ドアを足で蹴って損壊させ、公務の執行を妨害した、としている。
署によると、男は「事実については分からない」と供述、容疑を否認している。
通行人が「酔っぱらいが寝込んでいる」と119番通報。駆け付けた救急隊員が男と会話して問題なしと判断し、現場を離れようとしたところ、ドアを蹴られたという。
同局の山岡秀一局長は「職員が逮捕されたことにつきまして、市民の皆さまの信頼を損なうこととなり、深くおわび申しわげます。事実関係を確認し、厳正に対処してまいります」とコメントを出した。