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【J1湘南】高橋直也、正念場でかつての“ライバル”と対決 22日C大阪戦

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月21日 16時50分

 J1湘南は22日、ホームC大阪戦(午後7時・レモンS)に臨む。再び勢いを取り戻したい終盤戦。DF高橋直也(23)は前節を糧に「新潟は完成度が高かったし、うまいサッカーをしていた。その反面、自分たちが勝っていた時期はそれ以上のサッカーができていたとも思う」と足元を見つめ直している。

 新潟戦ではプレスがはまらず、前後が間延びしたところに縦パスを差されるシーンが散見された。「背後のスペースの怖さもあるが、強めにチャレンジしても良かったのかな」と反省。志向するスタイルは同じでも、完成度の高さをまざまざと見せつけられた格好だ。

 「個々が本当にうまくて、後ろの選手も安定したキックも持っていたし、ポジショニングを取るスピードが速く、後手を踏まされた」。修正点の一つは前後のコンパクトな距離感の維持やプレスの連動。「ここ最近の自分たちはボール保持ができていた。保持しつつ奪われたら即時奪回ができれば守備の時間も減る」と引き締める。

 G大阪のアカデミー育ちで、魂にはセレッソへのライバル心が刻まれている。実直なルーキーは前線の破壊力を警戒しつつ「そもそもセレッソは昔から意識しているチーム。湘南の選手ではあるけれど、頭のどこかにはある」といたずらっぽい笑み。闘志を前面に、リスタートだ。

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