秋の全国交通安全運動(21~30日)が始まった21日、横浜市内の各署で交通安全キャンペーンが行われ、交通ルールの順守や事故防止を呼びかけた。
鶴見署では、鶴見区出身でタレントの南明奈さん(35)が一日署長に就任。JR鶴見駅前で交通安全に関するトークショーを行った。南さんは白バイ隊員の乗車服に身を包み「大好きな鶴見がさらに安心安全に過ごせる町になるよう頑張りたい」とあいさつ。
一児の母でもある南さんは「子どもと一緒に町を歩く時は、信号や横断歩道で車が来てないか見るように声をかけている」と話し、「一人一人の意識が交通事故を減らす。歩行者も運転者も交通ルールを意識して気を付けてほしい」と呼びかけた。
伊勢佐木署では、フリーアナウンサーの近藤さや香さん(40)が一日署長を務めた。
委嘱状を受け取った近藤さんは「交通事故がない、安心して暮らせる町を実現する」と宣言。ファンや通行人に防犯グッズを配布し、伊勢佐木モール(同市中区)で関東学院マーチングバンドの演奏と一緒にパレードした。近藤さんは「思いやりや譲り合いの心を忘れずに、交通ルールをしっかり守ってほしい」と話した。