子育てに優しいまちをアピールする「ベビーカー&キッズ大行進」が22日、藤沢駅北口の柳通りで開催された。第49回藤沢市民まつりの一環で、50組150人の親子が思い思いの衣装でベビーカーを押したり、手をつないだりしながら繁華街を練り歩いた。
大行進は同まつりで一般の人が参加できる企画として2014年にスタート。服装は自由だが、ハロウィーンを先取りする形で毎年、さまざまなコスチュームの親子らが同通り約250メートルを行進する。
今回は小学生以下の子どもたちと保護者合わせて約280人がエントリーしたが、午前中の雨で参加者が半減。それでも、アニメ映画やビデオゲームのキャラクターに仮装するなどして笑顔をふりまいていた。
ふじさわシティプロモーションの公式マスコットキャラクター「ふじきゅん♡」の仮装をして親子3人で初めて参加した山崎章司さん(50)はパフォーマンス賞を受賞。「家族で楽しく参加でき、いい記念になった」と話していた。
延べ約1600人が参加した南北大行進の出発式では、10月1日からJR藤沢駅で流れる藤沢市歌の発車メロディーも披露された。
28日には遊行寺(同市西富1丁目)境内で屋台村や骨董(こっとう)市のほか、折り紙、こま、弓矢などの伝統文化体験コーナーが設けられる。