岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、党本部で投開票された。過去最多の9人が立候補する中、1回目の投票でともに神奈川県選出の小泉進次郎元環境相(43)=衆院11区=が3位、河野太郎デジタル相(61)=15区=は8位になり、上位2人による決選投票に進めなかった。
1回目の投票で過半数を獲得する候補はなく、1位の高市早苗経済安全保障相(63)と、2位の石破茂元幹事長(67)による決選投票が行われ、石破氏が高市氏を逆転で破り、第28代総裁に選出された。10月1日召集の臨時国会で、第102代首相に指名される。