JR東日本横浜支社(横浜市西区)は27日、JR東日本が発表した「輪軸」の組み立て作業で測定する圧力が目安値を下回っている76本のうち、京浜東北線では7本判明したと明らかにした。現在も同線で使用している可能性もあるという。
同日開かれた定例会見で矢野精一支社長は「(使用して運行しても)安全面で問題はない」とし、「お客さまにご迷惑をおかけしている状況ではある。76本については年内に取り換える」と述べた。
また、JR東海道貨物線の横浜羽沢-大船間のトンネル内で8月、保守用車同士が衝突し、作業員がけがをしたことを受け、矢野支社長は「請負会社に向けても安全面含めて指導を徹底していきたい」と語った。