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「力不足」「誤解招いた」…総裁選3位の小泉氏、地元・横須賀は捲土重来を期待

カナロコ by 神奈川新聞 2024年9月27日 22時0分

 27日投開票された自民党総裁選に初挑戦した小泉進次郎氏(衆院神奈川11区)は1回目の投票で3位に終わり、決選投票に進めなかった。地元・横須賀では「若い人の声を政治に届けてもらうためにもなってほしかった」などと残念がる声とともに、「勉強になったと思う。これを肥やしに経験を積んでほしい」と捲土(けんど)重来を期待する声が聞かれた。

 小泉氏は高い知名度と人気で当初、最有力とみられていたが、論戦を通じ発言の不安定さなどで失速した。横須賀商工会議所の平松廣司会頭(かながわ信用金庫会長)は「結論が先の話し方で誤解を招き、説明不足が多分にあった」と分析。「政治とカネ」が大きな争点だったと指摘し、「(小泉氏は)自民党の体質改善を強く訴え、政治不信を払拭する姿勢をもっと出したほうがよかった」と話した。「重要閣僚や党務で経験を積み、成長していくと思う」と今後に期待した。

 地元で支える自民党横須賀市連合支部の大野忠之幹事長は「力不足」と一言。主張した政策について「もう少し深掘りできていればよかった」と振り返った。「すごく勉強になったと思う。これを肥やしにして、本人が信念を持ってやりたい政策を考え、経験を積んでほしい」と述べた。 

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