公明党の三浦信祐選対委員長（参院神奈川選挙区）は29日、横浜駅西口で演説し、自民党の石破茂総裁を首班とする新内閣が近く発足することを踏まえ「自公で固く結束し、結果で応えていく。どこまでも大衆福祉を進める公明の現場力が重要だ」と訴えた。
「内閣が替わるなら、国民の審判を受ける判断は当然ある」と指摘。党の選挙対策を取り仕切る立場として、次期衆院選に向け「勝利のために全力を尽くす」と強調した。11月に結党60年の節目を控え「還暦を迎えるが、これからも生活に密着した政党であり続ける」とも主張した。
三浦氏は神奈川県本部代表で、28日の党大会で党選対委員長に就任した。自民の選対委員長には神奈川県連会長の小泉進次郎元環境相（衆院神奈川11区）の登用が内定しており、神奈川の自公連携を主導する2人が与党の選挙対策を担うことになりそうだ。