横浜DeNAの大田泰示外野手(34)が来季の戦力構想から外れたことが29日、分かった。今後は他球団での現役続行を希望しているとみられる。
東海大相模高出身で、2009年にドラフト1位で巨人に入団。17年の日本ハム移籍を経て22年から横浜DeNAに加わり、右の長距離砲として活躍。ベンチ内での存在感も大きく、ムードーメーカーとしての信頼も厚かった。
一方で、今季は3月のオープン戦で負傷し、左太もも裏の肉離れで出遅れた。4月に実戦復帰したが、ここまで1軍昇格はなし。1軍のレギュラーシーズンは残り7試合となったが、出場せずに終われば自身プロ16年目で初となる。ファームでは70試合に出場し、打率2割6分4厘、1本塁打、15打点だった。