飲酒運転でひき逃げ事故を起こしたとして、神奈川県警交通捜査課と伊勢佐木署は3日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、横浜市神奈川区片倉5丁目、会社員の男(23)を逮捕したほか、助手席に乗っていた同区六角橋4丁目、大学4年の男(21)を、道交法違反(酒酔い運転同乗)の疑いで逮捕した。
会社員の男の逮捕容疑は、6月29日午前1時5分ごろ、同市中区桜木町1丁目の市道交差点で酒に酔った状態で乗用車を運転し、前方で停止していたタクシーに追突して運転手の男性(61)=同市港南区在住=に軽傷を負わせ、そのまま逃走したとしており、大学4年の男の逮捕容疑は、会社員の男が酒に酔った状態であることを知りながら車両に同乗した、としている。
同課によると、2人はアルバイト先の先輩と後輩で、事故前に同市神奈川区内の飲食店2軒で一緒に酒を飲んでいた。2人はともに「間違いない」と供述、容疑を認めている。