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マザームーン連呼の自民・山本氏、「韓国語分からず愛称を使った」と改めて説明

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月3日 20時30分

 旧統一教会主催のイベントに出席し、教団トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を「マザームーン」と連呼する様子が報じられた自民党の山本朋広氏(衆院比例南関東)は3日、鎌倉市内での会見で「旧統一教会とは知らなかった。韓国語の名前の読み方が分からず、愛称を使った」とあらためて釈明した。教団関連団体「世界平和連合」とは衆院神奈川4区に選挙区を国替えした2011年ごろから接点があり、選挙応援も受けていたことも明らかにした。

 山本氏は17年に都内での教団イベントで韓氏に花束を贈り「本日は母の日でマザームーンにカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」とあいさつ。さらに「日頃より自民党に大きなお力をいただいています」と述べた。

 山本氏はこの日の会見で、イベント出席は同連合の招待だったと説明。韓氏とは初対面で教団トップであることは知らなかったといい、「(韓氏の)名前を韓国語読みで呼ばないと失礼だと思ったが、読み方を間違えそうだったので、スタッフから愛称を教えてもらった」と振り返った。

 山本氏は11年に4区の支部長に就任。直後に同連合の関係者が訪れ「選挙で応援したい」と申し入れがあり、山本氏は関連イベントに複数回出席した。山本氏は「自分たち政治家が教団の不法行為にお墨付きを与えたのなら申し訳なく、今後は一切の関係を絶ちたい」と強調した。

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