神奈川県内中小企業の売り上げ拡大などに向けた省力化投資の補助金に関するセミナーが3日、横浜市中区のロイヤルホールヨコハマで開催された。独立行政法人の中小企業基盤整備機構(中小機構)が実施し、中小企業の担当者ら約130人が参加した。
中小企業では人手不足により省力化製品の導入の需要が増加。これを受けて中小機構は国の補助金の活用を通じ、ロボットなどの導入を支援している。
セミナーでは、補助金の運営事務局の担当者が制度の概要のほか、清掃ロボットや無人搬送車、券売機といった補助を受けられる対象製品を説明。「製品は今後拡大していく。活用してほしい」と呼びかけた。
参加した製造業の担当者は「働く人が集まらないのが現状。外注先も少なくなってきており、省力化製品の導入を進めなければいけない」と話した。