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「山で自生している姿を見るのは難しい」 秋の訪れ告げる黄色い「ホトトギス」、箱根湿生花園で見頃 

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月4日 20時20分

 秋の訪れを告げるジョウロウホトトギスなどを集めた企画展が箱根湿生花園(箱根町仙石原)で開かれている。山間部に自生する野生種や園芸品種を、湿った岩場を再現した特設会場や鉢植えなどで紹介している。11月10日まで。

 紀伊半島南部に自生するキイジョウロウホトトギスは釣り鐘のように下を向いた黄色い花を咲かせ、10月上旬ごろまでが見頃。宮崎県尾鈴山の固有種キバナノツキヌキホトトギスは垂れ下がる葉に対して上向きに黄色い花を咲かせるのが特徴で、10月中旬ごろまでが見頃という。同園の松江大輔学芸員は「山で自生している姿を見ることは難しい。それぞれの違いや特徴を見比べながら楽しんでほしい」と話している。

 午前9時~午後5時(最終入園は同4時半)。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。

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