自民党の小泉進次郎選対委員長(衆院11区)は6日、東京都江東区で就任後初の街頭演説に臨み、衆院選に向け「『政治とカネ』の問題に決着をつける。自民党が自らに鋭いメスを入れ、失った信頼を再び築き上げる覚悟を持って国民と向き合う選挙にしなければならない」と訴えた。
石破茂首相(党総裁)らと派閥の裏金事件に関与した議員の公認可否などについて協議を進めていることを念頭に、「今の執行部の一員である私や今の自民党の議員が、この選挙の前にしっかりと方向性を示す」と主張。
党に対して厳しい声が寄せられている中で新体制の一翼を担う小泉氏は「それでも自民党にもう一回託そうと思っていただけるように環境を整えることが、私を含めた今の党の責任だと痛感している」と声をからした。