オースティンが来日5年目で初タイトルとなる首位打者を確定させた。打率3割1分6厘でヤクルト・サンタナをわずか1厘差でかわした。今季は球団で唯一の個人タイトル獲得となる。
打率3割9厘で迎えた4日に3安打を集めて1厘差に迫った。5日の第1打席で中前打を放ち、すでに離日していたサンタナを抜き、6日は欠場した。「本音を言えば優勝とセットで喜びたかったが、栄誉ある賞を受賞することになりうれしい」と喜んだ。
投高打低のシーズンで打率3割に達したのはセ・リーグでは2人、パ・リーグでも6日時点で近藤(ソフトバンク)のみとなっている。「毎年投手陣のレベルが上がっていると感じる。さらに打率を残すことは難しくなると予想されるが、今年は他の人よりも高い率を残せてうれしい」と話した。