伊勢原市は8日、市ホームページで公開していた電子データファイル1件について、個人情報を含む内容が閲覧できる状態になっていたと発表した。これまでに二次被害などの報告はないという。
対象は児童コミュニティクラブの利用申し込みをした児童292人分で、氏名や在籍小学校名、アレルギー情報やひとり親などの個人情報が含まれていた。同クラブの紹介や制度案内を検索する過程で、個人情報のファイルが削除されておらず、特定の条件下で開けるようになっていた。
9月19日に来庁した市民の指摘で発覚。市では該当のウェブページを修正し、当該ファイルを削除した。10月3日に対象者のうち286人に通知文を発送したという。