相模鉄道(横浜市西区)と傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(東京都)は、相鉄線全27駅の改札口付近にレンタルスポット(傘立て)を設置した。全駅設置は、鉄道事業者として初。
アイカサは、突発的な雨などの場合に駅や街で傘をレンタルでき、スポットに返却する仕組み。同線では2022年11月の導入開始後、これまで45カ所に設置。近年頻発する局地的な集中豪雨の発生などを受け、今回さらに41カ所増設し、計86カ所となった。
担当者は「傘の忘れ物件数は増加している。廃棄処分される使い捨て傘の削減につなげたい」としている。