大和ハウスグループで、ホテル事業などを手がける大和ハウスリアルティマネジメント(東京都)は11日、横浜市中区山下町のホテル「ダイワロイネットホテル横浜公園」をリニューアルオープンする。
同ホテルは2009年12月、外国商社ビル「ストロングビル」跡地に開業。横浜スタジアム近くに位置しており、地上13階建てで、客室数267室。24年5月から改装工事を実施していた。
これまではビジネスマン向けに展開していたが、近年のファミリーや女子旅、インバウンド(訪日客)などの需要に合わせ、4種類の広い客室を新設。小型犬と一緒に宿泊できる「スタイルツイン」や、プロジェクターを完備した「シアターツイン」など26室設けた。最も広い52平方メートルの「ジュニアスイート」には、畳の小上がりスペースを設置。
1室利用料金は「スタンダードダブル」で9000円から。初年度の稼働率は9割前後を目指す。
JR関内駅周辺では現在、再開発事業が始動中。26年春には星野リゾートのホテル「OMO」が開業を控えているが、片岡弘敏支配人は「私たちも一新したことで、より多くの方をお迎えしたい」と語っている。