川崎の団地の連続放火、容疑で住人の男を再逮捕 「覚えていない」と否認

　神奈川県警捜査1課と幸署は9日、建造物等以外放火の疑いで、川崎市幸区河原町、無職の男（28）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は、8月12日午後9時15分ごろ、同所の県営河原町団地4号棟4階ですだれなどに火をつけて焼損させた、としている。

　同課によると、男は「覚えていない」と供述、容疑を否認している。

　男は、同団地5号棟6階ですだれやプランターなどに放火して焼損させたとして、9月に同容疑で逮捕されていた。この時は「仕事がうまくいかず、イライラしていた」などと供述しており、横浜地検川崎支部は同月、男を器物損壊の罪で起訴した。

　県警によると、同団地では8月25日にも6号棟6階で不審火があり、男が関与をほのめかす供述をしているという。