神奈川の文化の発展に功績のあった個人・団体に贈られる第73回神奈川文化賞(県・神奈川新聞社主催)が9日、発表された。文化賞は日本を代表する映画監督、脚本家の濱口竜介さんら4人、今後の活躍が期待される文化賞未来賞にはバイオリニストの橘和美優さんら2人が選ばれ、計6人の受賞が決まった。
審査委員会(委員長・壷阪敏秀・テレビ神奈川取締役編成・報道担当)は学識経験者や知事ら計18人で構成。文化賞はほかに建築家の山本理顕さん、長唄三味線演奏家の杵屋響泉さん、科学者で桐蔭横浜大教授の宮坂力さん、未来賞には俳優の古川琴音さんも選ばれた。
贈呈式は11月3日、横浜市中区の県民ホールで行われる。