衆院選(15日公示、27日投開票)を巡り、自民党が神奈川4区の山本朋広・元防衛副大臣と、9区の中山展宏・元国土交通副大臣について比例南関東との重複立候補を認める方向で検討していることが11日、複数の関係者への取材で分かった。
県連は、両氏が4回連続で比例復活当選をしていることから「退路を断って小選挙区での勝利を目指す必要がある」として、党本部に比例重複を外して公認候補として申請していた。
党には2回以上連続で復活当選した前職の重複立候補を原則認めないルールがある。
県連幹部は「最終的には党本部が判断し、決定することになっている。結論に基づいて対応する」と述べた。