立憲民主党の小川淳也幹事長は14日、世界平和統一連合(旧統一教会)問題への対応が消極的として、岸田文雄前首相や石破茂首相を「リーダーとして失格」と批判した。
川崎市中原区での街頭演説後、記者団の取材に答えた。
小川氏は、牧原秀樹法相が関連イベントに自身や秘書が計37回出席していたと明らかにしたことや、2013年の参院選直前、当時の安倍晋三首相が旧統一教会会長らと党本部で面談したとされる写真を公表した朝日新聞の報道を念頭に「新たな情報、新たな証拠写真が流出し続けている。それでも逃げ隠れしているのは自民党の総裁として極めて不誠実だ」と非難。27日投開票の衆院選で政権交代する必要性を説いた。
立民の公認候補予定者の応援で立った街頭演説では、自民の派閥裏金事件についても追及を強めた。
この日は横浜市内5カ所でも応援演説を行う予定。