百貨店のさいか屋(川崎市川崎区)が15日発表した2024年8月期連結決算は、売上高は前期比4.9%減の49億5000万円だった。横須賀店で4カ月間、藤沢店で半年間、ともに食品売り場を改装するため、店を閉めていた影響が売り上げに響いた。
営業利益は23.3%減の1億1千万円、純利益は約7.5倍の7200万円。23年期に藤沢店のヤマダデンキ出店により多額の改装費がかかった反動増によるものという。
25年8月期の連結業績予想は、売上高44億400万円、営業利益1億1400万円、純利益8700万円とした。売り上げが縮小する中、賃料を増やすことで、純利益の増加を見込む。